1週間で巡る八重山諸島の旅

「八重山諸島」名前は聞いたことあるけど、どこからどこの島のこと?

離島めぐりをしたいけど、何から調べれば良いのか分からない離島初心者向け。

八重山諸島、移住経験者が1週間で楽しめる離島めぐりのコツをお伝えする。


沖縄好きで本島周辺の島は旅したけれど、八重山諸島は未だ行ったことがない。

沖縄本島からの距離は?島巡りのモデルプランは?など。

本土から島へのアクセス方法から、各島での楽しみ方などをお伝えしていく。


【目次】

コツその①まずは群島全体を把握する

コツその②島同士の距離感を把握する

コツその③目的別に島を分ける

    ④まとめ


コツその①まずは群島全体を把握する

八重山群島は日本最南西端の大小32の島々からなり、有人島は12。

群島への玄関口となる石垣島から沖縄本島(那覇)の距離は約411kmで、これは東京から兵庫県神戸市あたりまでの直線距離とほぼ同様となる。島によっては本島よりも台湾の方が近い。


八重山諸島の中でも観光で人気の島々は以下である。

石垣島、西表島、竹富島、小浜島、黒島、波照間島、新城島(パナリ)、鳩間島、由布島、与那国島。


まず始めに、どの島から上陸して島巡りの旅を始めれば良いのか?!?

おすすめは、石垣島または与那国島からである。

石垣港から他の離島へアクセスが集中しているため、ここでは石垣島周辺諸島と与那国島に分けて解説する。


↓八重山諸島、おすすめレストラン&カフェ特集『ここは押さえて『石垣・小浜・与那国』』はこちらへ☆

本土から八重山諸島に上陸する2パターン

A 石垣島へのアクセス>>>

飛行機で東京・大阪・福岡・名古屋・沖縄・宮古・与那国からフライトあり。

・石垣空港 離発着 時刻表


B   与那国島へのアクセス>>>

与那国島は日本最西端の地で、台湾とわずか111km、石垣島とは148kmという距離に位置するため、八重山郡島の中では少し離れていることを覚えておこう。与那国を含めたプランで八重山を巡りたい場合は旅行プランの始め、または終わりに1泊2日の予定で組むとスムーズである。

・参考 離島ガイド 那覇&石垣島から与那国島への行き方




コツその②島同士の距離感を把握する

離島巡りとなると、島同士の距離感がポイントになってくる。

内地(本土)から飛行機でのアクセスが良い石垣島を拠点にした場合、各島へは定期フェリーで入島することができるのでとても便利だ。


<石垣島から各島へのフェリー所要時間>

10分 竹富島

25分 黒島、小浜島、

35分 新城島(パナリ)   ※上陸はツアー参加者のみ、予約必須。

45分 西表島、鳩間島

60分 波照間島

4時間  与那国島      ※飛行機でも上陸可能。那覇から90分、石垣から30分。


与那国島以外は、日帰りで行ける距離感が八重山諸島めぐりの楽しいポイントである。

<参考>各フェリー会社の時刻表は以下。

・八重山観光フェリー

・安栄観光




コツその③目的別に島を分ける

島ごとの魅力に沿って、各島で何をしたいか目的を明確にする。

例えば、人の少ない美しいビーチでまったりする、マリンアクテビティを思い切り楽しむ、大自然を心ゆくまで満喫する、八重山そばを堪能する。など。その島でしかできないことなのか、他の島でもできることなのかも整理しておくと良い。



今回は目的別に島を分けた、1週間のモデルプラン例をご紹介する。

*1週間のモデルプラン*

1〜3泊目 ●石垣島を拠点に、日帰りで竹富、小浜、黒島へ

4〜6泊目 ●西表島に宿泊

☆天候と海上次第で臨機応変に、波照間、新城島(パナリ)、鳩間へ



→石垣 1〜3泊目

【街中から田舎まで、沖縄名物を楽しむ】

#八重山そば#サーターアンダギー#マンタスクランブル


食事処、ホテルなどのバリエーションがどこの島よりもダントツに多いため、飽きることなく楽しめること間違いなし。揚げたてのサーターアンダギー販売店、早朝から人気のお豆腐定食屋、地元民も通う八重山そば屋、沖縄らしい多国籍な料理も数多く、拠点としての滞在に最適だ。マンタシティやマンタスクランブルなど、ダイバーがマンタを目指して集まる場所でもある。他の島々へ行く際に利用する機会の多い石垣港付近でも、上から見下ろせばマンタが泳いでいるのを見かけられる可能性もある。





→竹富、小浜、黒島(おすすめ順) 各島での滞在時間 5時間〜10時間

【その日の気分で気軽に、日帰り離島を楽しむ】

#昔ながらの沖縄風景#水牛#カフェ


3島とも石垣港から10分〜25分で気軽にいける距離にあるにも関わらず、島内に流れる時間はガラッと変わる。竹富島は島全体で昔ながらの家屋を保護し、水牛ツアーも行われているので、タイムスリップ気分を味わえる。石垣づくりの家屋のカフェでゆったり過ごすデートがおすすめ。小浜島は高低のある島ならではの展望台からの眺めが素晴らしく、シュガーロードの1本道はさとうきび畑を抜ける風を肌で感じることができる。電気自転車で島1周できるコンパクトさも魅力。




→西表 4泊目〜6泊目

【時間をかけて大自然をめぐる】

#マングローブカヤック#トレッキング#滝


 アクティビティの数が1番多く、島面積が八重山で最大なのが西表島だ。広域に広がる「マングローブ」をカヤック又はSUP(サップ)で楽しんだり、ジャングルを満喫したいなら滝トレッキング、海も堪能したい人はシュノーケリングなど、選択肢が豊富なのが西表のおすすめポイントである。90%以上が熱帯雨林で覆われ島の大きさの割に2千500人しか住んでないので、ホテルやレストランの数は多くないがその分人混みもないので、大自然を味わえる。





→波照間、新城島(パナリ)、鳩間 5時間〜

【心奪われる美しいビーチの島】

#ハテルマブルー#秘境の島#人魚伝説


天候と海次第。運が良ければ行ける島々なので、臨機応変に予定を組むことがポイント。

八重山諸島の中でも屈指の海の美しさを味わえる島々。白い砂浜はもちろんのこと、太陽が差し込む波模様の美しさは必見。中でも、波照間島のハテルマブルーに心奪われること間違いなし。「ただ美しい海を眺めにいく」それだけのために旅する価値がある島々である。新城島(パナリ)は人口おおよそ15人前後で、ツアー参加者のみが上陸することができる限定感と人魚伝説があり、一度は訪れてみたい気分に誘ってくれる特別な島である。


④まとめ

八重山諸島は各島々に特徴があり、人と出会うのと同じくその島との出会いを一つ一つ楽しんで巡ることが醍醐味だ。一度、旅行を終えると八重山諸島を忘れられなくなるだろう。八重山諸島の美しさに魅せらて移住者となる人も居る。

最後に、旅行プランの日程を決める参考に【年間のシーズン情報】をお届けする。


【年間のシーズン情報】

   2月   地元民が最もお勧めするシーズン。人も少なく狙い目。

  3-4月 大学生のグループ旅行が多くなる。

  5月 梅雨入り。本土より一足早いので注意。

  8-9月 台風シーズン。

10-1月 長袖が必要。日本で最も南の冬を体験できる。



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