◆食材の重要性
ヨギーはどうして食材を重要視するのか?
ヨガとアーユルベーダについて共通する考え方とは何なのか?
ちょっと気になるけど、難しそうで分からない。という方向けへ。
背伸びせずに少ーしだけヨガから見た食物の世界を知れる内容。
今日から、食材の選び方が少しだけ変わるかもしれない解説を簡単にお届けする。
<目次>
◆食材の重要性
①You are what you eat
②ヨガにおける統合
③調和の考え方とは
④具体的なサートヴィカ食材は?
◆まとめ
①You are what you eat
【You are what you eat】あなたは何を食べたかで出来ている。
生まれてからずっと私たちの細胞は死と再生を繰り返し生まれ変わり続けている。
体のメカニズムから見ると未来の私たちの体は「今何を食べているか」で出来ているのだ。
②ヨガにおける統合
ヨガ全般において、【統合】繋げるという考えは、とても重要である。
体と自分を繋げる、統合。
世界と自分を繋げる統合。
他者と自分を分けない統合。
万物生きとしいけるものとして存在する統合。
食べ物を取り込むという行為自体が、
③調和の考え方とは
ヨガとアーユルベーダの元になっている【調和】を元にした考えをまず知ろう。
食べ物にも、心にも3つの性質がありそのバランスをとる。そして食物は体だけでなく心の状態にも作用する。つまり、食事を調和させる=心を調和させることに繋がるのだ。
☆ヨガとアーユルベーダは何が違うの?☆についてはこちらへ
<参照 Yoga & Vedas>
3つの性質とは?(トリグナ)
「調和 純粋性」「激しさ 激質性」「怠慢さ 惰性」
「調和 純粋性」を増やす食物(サートヴィカ食)を取り入れることで心と体を調和させていくのだ。
④具体的なサートヴィカ食材は?
代表的なものは、新鮮な野菜や果物、全粒穀物、豆類、ナッツ類。
精製されていないもの、口に入るまでのプロセスの過程が少ないものだ。
過度に調理(火を加える)されていないものともいえる。
ここで一つ意外に思うかもしれない話をする。
サートヴィカ食材にも動物性のものがあるのだ。新鮮な牛乳、ギー、 ヨーグルト(作りたて)、はちみつなどである。ヨギーはベジタリアン(基本菜食主義)であることが多いが、ビーガンではない。
サートヴィカ食材はおいしくて、心地よく、安定していて、腹もちが良く、油質で透明感のある物が特徴だ。
◆まとめ
「食物は体だけでなく心にも作用する」ということがお分かりいただけただろう。
逆も然り、心のあり方によって食材の作用も変化するのだ。
悲しい気持ちで食事をしても味がしないでしょう?
怒りながら、はやる気持ちで焦って食べると、いくらサトヴィックに富んだ食材であっても怒りのエネルギーを塗布して変化させてしまう。一番大切なのは、食事や調理そして食べることを心の底から感謝して楽しむこと。今日できることから、始めてみよう!
☆ヨガとアーユルベーダは何が違うの?☆についてはこちらへ
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