スパニッシュな生き方

ラティーナ♪ラティーノ!ご機嫌な笑顔が魅力の彼ら♪その生き方をひもとく。

1)FIESTA! のために生きる 

祝日、休日、パーティ、お休み これら全てを1単語で表すことができる。

【FIESTA(フィエスタ)!!】


これこそ、まさにラティーナの象徴。

「生きるために、(少々)働く。決して、働くために生きることはしない。」

彼らがいう「生きる」には常にポジティブバイブスが感じられる。

それは、「楽しみながら生きる」が大前提だからである。


休日のために平日は体力を温存しておく。本領発揮はFIESTAでという具合に。


ちなみに、FIESTAの大型連休である夏休みはビッグイベント。

好きな時に1ヶ月以上取得できるためこれに、1年のほぼ全てをこれにかけるのが彼達らしい。





2)平日の就業時間は存在していればいい


週末のことで、頭がいっぱいなことがよくあるのだ。

水曜日、既に心ここにあらず。週末が待ち遠しい。

木曜日、ワクワクが止まらず1日を通して、週末イベントについての話題が絶えない。

週明け月曜日、週末の疲れを残し、2日酔い状態で出勤だけはする。


そもそも一生懸命働くことが美学ではない。

仕事で疲れた顔をしていようが、出勤したのだからOK と許容範囲なことがほとんど。

それにしつこく文句を言うようなら、ケチケチした面倒臭いやつだと思われる始末。






3)家族が1番

結婚していようが、40代の独身だろうが、週末は家族で集まって食事会。

平日は毎日のように、親子で電話する。彼らにはそれが当たり前。

家族の距離感が近い。


急に仕事を休む時も家族の事情であれば、会社も同僚も理解してくれることがほとんど。

家族が一大事の時に働くなんてありえないのだ。


息子が交通事故に遭い1ヶ月休みをとる母親もいるし、父親の仕事を手伝わないといけなくなったからと朝のシフトには入らくなったりする。その分、同僚にシワ寄せが来るのだが、仕方ないとみな許容する。


ちなみに出産した場合、父親も42日間に有休となる。これを取らせてもらえない職場がありでもすれば、猛抗議に会うこと間違いなしだ。とにかく家族が1番なのだ。




4)自分を偽らない

彼らは愛想笑いが嫌いだ。嘘の「大丈夫」も、もっと嫌いだ。


悲しいことがあったのに、平気なフリをすることや

辛くて思い詰めているのに、話してくれないことを嫌う。

自分を友達だと思っていないのか?!などと怒るのではない。


悲しい気持ちが湧き上がってきているのに、自分に嘘をついて偽ることを嫌うのだ。

辛くて耐えられなくて人前で泣いてしまうのが当たり前なのだ。


「人間らしさは、自分らしさだ。偽るな。」と彼らは教えてくれる。






5)情熱の国?!そんなの知らねぇ


日本から「情熱の国スペイン」と呼ばれていることを聞くと、怪訝な顔をする。

どういう意味だ??と。


彼らには「情熱」の心当たりがないのだ。

日常でpasíon(パッション)なんて使うことは無い。

情に厚いかと言われれば、日本のように恩を感じ返そうとすることも、無い。

意中の相手に、つらつらと言葉を並べ積極的にアタックし続けることは当たり前であり、pasíonとは言わないのだ。

彼らがpasíon(パッション)を使うときは、何かを創作したり、応援したりするときである。




Adelante

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