ヨガクラスを受ける前に必ず出る質問がある。
「体が硬くてもヨガができるのだろうか?」
結論を言うと、体が硬くてもヨガはできる。
なぜなら、ヨガの目的は体を柔らかくするためではないからだ。
では、ヨガの目的とは??なぜ、あのような動きをするのか??
深い瞑想のため。
「人間は同じ姿勢を保つことが苦痛」ゆえに、瞑想を妨げる要因になる。
深い瞑想をするには、心を静かにすることが大前提である。
しかし、同じ姿勢を保つことが苦痛だとしたら、どうなるだろうか??
膝が痛い、背中を真っ直ぐにしているのがしんどい。と心がざわざわし始める。
痛みに引っ張られて、心が平静を保てなくなるのだ。
そのぐらい人の心は動き回っている。
ヨガのアーサナーは体を鍛えることで、精神も鍛えられるために行う。
ストレッチではない。体を柔らかくすることが目的ではない。
大切なことは、自分の体を知ること。
本来、体に備わっている力を呼び起こすこと。
体が硬いという思いに引っ張られずに、
自分と向き合うことがヨガなのだ。
体が硬くてもヨガはできる。何も、心配ない!
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