旅ブックに載ってることだけじゃ、足りない。
本にも書かれていないようなリアルな細かい情報が必要だ。
そう思ったことはないだろうか?
例えば、旅でも必需品のお水ってどこで手に入るの?簡単に見つかるの?旅先でキッチン付きのアパートメントで自炊したいけど、写真どおりなの?一人旅で街中の銀行に向かうのって危なくない?公共交通機関って使いやすい?など。今回は実際行ってみてどうだったの??にリアルにお答えしていく。
情報が少ない国だからこそ、新鮮な情報を集めて準備万端にしよう。
本にもまだ書かれていないようなリアルな情報は次の旅の計画の役に立つはずだ。
【役立つリアルなキューバ 目次】
① Wi-Fi 事情
② 空港事情
③ 食事・水
④ 交通機関
⑤ 宿泊施設と街中
【①Wi-Fi 事情】
・Wifiカードを買うとplaza(小さい広場)やホテル前で、公共wifiを流している会社のサービスに接続できるようになるしかし、よく切断する。
カード1枚につき30分で、使用した分だけで残りは再接続した時に使える便利なカード。
・無料Wifiが使えるのはバハマ市内でも高級ホテル、高級レストランに限る。
Airbnbにも設備がある場合と無しでは旅時の日程を組んだり下調べにだいぶ影響が出てくるので、要確認が必要だ。カフェにはWifiがないことが多いので、出先でWifiを拾えるチャンスは少ない。空港は1デバイスにつき、Wi-Fiが30分間だけ無料である。
・現地SIM
4〜8米ドルで購入できる。宿泊施設の人に尋ねるのがスムーズでおすすめである。
現地SIMはギガの使い切りなので、期限がないところがメリット。また現地SIMなら出先で公共交通機関のアプリにアクセスすることができ、バス停ポイントが分かるので公共交通機関に乗りビーチに向かうことができる。
【②空港事情】
.出国の2時間前に到着では遅すぎるので、3時間以上の余裕を持とう。
航空会社(Viva aerobus)のアプリが機能しない事態がよく発生するため、すべての搭乗客がカウンターでチェックインを済ませないといけなくなり長蛇の列になる。
・空港内で販売されている空港の水は高額の2.5米ドル
日本の平均お給料から換算すると350mlのペットボトルが1万円ぐらいの感覚。
.空港や庶民的レストランではトイレに紙はない。
物資不足のキューバでは、トイレに紙が無いので、ポケットテイッシュを持参しよう。
・1番レートが良いのは、ATMによる現地通貨キャッシングだ。街中のATMで引き出そうと思っても機械にお金が入っていないことが多く困難であることも注意。(ATM2階出発カウンターに1台あり)空港内の両替は荷物ピックアップし、出口をでる手前にある小さなカウンターだ。見逃してしまうぐらいこじんまりとしている。はっきり言って割高であり、銀行もレートは同じくらいである。しかし街中でキューバ人との両替は偽貨幣の可能性もあることを覚えておこう。
・必ず米ドルまたはユーロを用意しておくこと。
観光客はタクシーの運転手には外貨で支払うのが主流。外貨払いじゃないと断られるので、往復分と万が一のために少し多めに現金を持っておく必要がある。お釣りは外貨で返してもらえるか最初に確認することが無難である。
【③ 食事・水】
・レストランの味が超一流
ヨーロッパの三つ星レストランの味が3分の1の値段で味わえるのもキューバの魅力。
物価が4.5倍になった今でもヨーロッパと比べればまだまだお手頃に頂ける。イタリアンのレベルが非常に高くポルチーニを使ったリゾットは絶品、本格的である。材料はイタリアから空輸されてくるので贅沢品この上無いが、キューバ旅の思い出の一つには良いかもしれない。
.レストランの開店時間が基本的に長い
朝だけオープンしているところの営業時間は6:00am-10:00am。
朝から深夜まで 8:00am-24:00。
ブランチから深夜過ぎまで10:00-2:00am。
月曜は休みにしているレストランが多い。
.チップがサービス料として加算されているところはお会計の10%程度。
ベジタリアンはなかなか難易度が高い。基本的なCuba料理には肉がついていることが多く、ベジタリアン用にとアレンジを受け入れてくれるところは少ない。高級レストランでは観光客向けにベジタリアンオプションが用意されていることもある。
・定番料理の価格帯
・キューバンプレート(Frijorという豆とご飯を混ぜたもの+ミニサラダ)500CUP
フライバナナを追加すると300-400CUP
・ピッツァ 150CUP
チーズがたっぷり使われた両手サイズの円盤型はハバナ市内で地元民が食べているのをよく見かける。家の2階バルコニーからピッツアを販売していることもあり、焼いては紐付きのカゴで路面に下ろし、客はお金を引き換えにカゴに入れる斬新なスタイルもハバナらしい。
.・エスプレッソ 10CUP
.ミネラルウォーターの値段がバラバラ
価格が安定しないのが水だ。例えば350mlのミネラルウォーターがバーで買うと 200CUP、 レストランでは 60-350CUP、 商店では100CUPだ。3倍以上になることもあるのでお水は注文する前に確認した方が良い。適正価格の商店を見つけたら、そこに通うことをお勧めする。キューバは特にカリブの気候なので旅行中でも水は欠かさないようにしておきたいところだ。ちなみに2リットル入りのペットボトル水は、なかなか見つからないので見つけたらラッキーだ。スーパーマーケットは18:00で閉店する。
【④交通機関】
・公共交通機関は難易度高め
特にバスはバス停の表記がほぼ無いため、どこから乗り降りれば良いのか分からない。アプリから場所を確認するか道端で並んでいる人に尋ねるしか方法はない。
・バスの見分け方も同じく、どこへ向かう路線なのかも判断しずらい。
・混雑しているので、押し合いへし合い、暑い夏でも他人と肌が触れ合うことを覚悟しておこう。
・混雑はしているが安全であり、スリの巣ではない。しかし不用意は注意。最低限の犯罪を誘発しないよう準備していこう。
・料金は10CUPほど
【⑤宿泊施設と街中】
・ホテルは国経営なのでサービスもあまり変わらない。オールインクルーシブも多いので、リゾート感を味わいたいならお勧めだ。
・お手頃なのはAirbnbで、地元人と話すことができ現地の最新の情報を教えてくれる
キッチン付きでも、キッチンが綺麗であることは稀なので、自炊というよりはフルーツを切る程度だと考えていた方が良いだろう。1泊15米ドル程度から(2000円前後)で中心街ど真ん中に借りることができる。
.町中を歩けば、葉巻の匂いがいたるところに漂う
「砂糖と葉巻だけはキューバにある。」という彼らはいかにもノーマルなそぶりで葉巻を道端で燻らせ底抜けの明るいスマイルと、抜群のスタイルで葉巻をキメてくれる。
.土日は24時を過ぎても音が鳴り続ける
誰かの歌声が家からも道からも常に響いてくるのは当たり前だが、週末はそれに加えてパーティが繰り広げられる。かなりの音量で音楽が鳴り続け深夜を回っても土日は暗黙の了解で許されているようだ。街中に土日にステイするときは覚悟しておこう。
【⑥まとめ】
リアルなキューバ事情はいかがだったろうか?
行ってみて意外と苦労したこと、現地で初めて知ったことなどはシェアすることで他の人へ役立てることができる。できる限りの準備をして、キューバ人の明るい性格を丸ごと味わうようなキューバンライフを楽しもう。
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